ベストフロアーシステムとは・・・


床に打設されたコンクリートのブリーディング水を、大気圧の力(真空との圧力差)で脱水と同時にコンクリート表層を圧密します。

ブリーディング現象を最大限利用し、処理開始時間は専用の貫入計でタイミングを測定します。

短時間で処理することができ、コンクリート表層を機能化させる画期的な工法です。

 


■ 施工の流れ

1. コンクリート打設

コンクリートのレベルに十分注意をし、コンクリートを均一に均す。

 

※左官・土間工事

2. 貫入計測定

コンクリート打設後、管理者が専用の貫入計にて処理開始時期の測定を行う。(200N~400N)

目安 夏季1~4時間 冬季4~8時間

3. マット設置

所定の開始時期を確認したら、アンダーマット(写真黒色)を2枚並列に5cm程度重ねて敷き込み、その上にオーバーマット(写真中央白色)を均一に被せる。


4. BF処理開始

マット中央にある吸引口にしっかりとジョイントし、真空計が所定の数値(60%程度)に達した事を確認し、3分から8分脱水圧密処理を行う。

5. BFコート散布

BF処理後必要に応じて、BFコート(保水養生剤)を散布し(100g/㎡)機械円盤などで練りこむ。

6. 仕上げ作業

コンクリートの硬化を確認しながら順次仕上げ作業を行う。

 

※左官・土間工事